ジンベエザメさん
日曜日の10:20〜12:30の間、インドシナ3国(ベトナム・ラオス・カンボジ
ア)を中心とする外国籍の方々に、日本語を指導しています。
平仮名・片仮名・漢字を駆使した日本語は、外国籍の方から見ると、文字だけ
でも無限に見えるようです。ことばが分からないということは、生活の上で様
々な障害を生んで行きます。交通機関を利用するのも、病院や市役所、郵便局
に行かなければならない時も、電化製品の説明書を読む時も、実は意外に難し
い日本語の知識が必要なんですね。
子育て中のお母さんも必死に勉強しています。担任の先生との日々の連絡
帳のやりとりや学校からのお知らせ、お子さんとの学校での出来事を会話する
時等、切実に日本語習得の必要性を感じているからですね。
長い内戦に苦しんできた国々から来ている方が多いので、日本語を習得して
母国の復興に役立てたい等、高い志を持った若者も多いです。内戦で充分に教
育を受けられなかった若者達も、学べる喜びを純粋に表現しながら毎週通って
きます。
純朴な人柄で、ひとりひとりが好奇心旺盛に目を輝かせ、活発に質問も飛び
交う教室の雰囲気を、皆さんもぜひ味わってほしいですね。